お役立ち「サロン用語集」

お役立ち「サロン用語集」

ヘアカタログを見たり、美容院に行ったりしたとき、
意味のわからない用語にぶつかった経験はないですか?
美容師さんに「○○っていう方法でやりますが、いかがですか?」と言われ
「(なんだろ?よくわからないな・・・まぁいいや)はい、お願いします」となってしまうことも。
みんな当たり前のように使っているし、今さら聞くのも恥ずかしい。
そんなときは、この用語集をチェックしてみてください★

ここでは代表的な用語をいくつかご紹介するので、
サロンへ行く際に参考にしてもらえると嬉しいです!
LUCKのスタッフへは、ぜひお気軽にわからないことなどは聞いてくださいね!
もう一度説明して!なんていうことも大歓迎です。


あ行         

アディクシーカラー
ミルボンより発売されているヘアカラー剤。高い透明度が魅力であるとして人気。高透明度を表現できるカラー剤で、狙ったカラーがはっきりと出る、深みが出やすいといった特徴がある

アルカリ性カラー
アルカリ性カラーとは、髪の毛に色を入れる為に、アルカリが含まれたカラー剤のことで、サロンで使われているカラーリング剤やドラッグストアで売られているヘアカラーのほとんどがアルカリ性カラーです。アルカリ性が高いほどキューティクルが開きやすく、色が入っていきやすいため、発色が良くできるだけ希望の色に近づけたい場合はアルカリ性カラーが適しています。しかし、キューティクルが開くということは、ダメージも受けやすいので、ダメージを抑えたい方は弱アルカリ性カラーや微アルカリ性カラーなどがおススメですが、その反面これらはアルカリ度が低いため、黒髪を明るくする能力は低くなります。

イルミナカラー
WELLAより発売されているカラー剤で、従来のカラー剤では難しかった、ブリーチをせずとも外国人風のくすんだような色合いを表現できるため人気となっている。高透明度を表現できるカラー剤の中で先駆者的存在。

オージュア
ミルボンから発売されているトリートメントシリーズ。日本人の髪に合う成分を長年研究開発し作られている。商品ラインナップは幅広いため、サロンでカウンセリングを受け、合ったものを美容師が選定するのが一般的。カスタマイズが可能で、異なるシリーズを組み合わせて使用することも可能。オージュアソムリエという認定試験がある。

オンブレ
「陰影・濃淡をつける」という意味。美容室に限らず使われているが、ヘアスタイルにおいては、カラーでグラデーションを表現する際、色の淡い部分と濃い部分の差が大きいことを指すことが多い。(例:バレイヤージュで頭頂部は黒、徐々に明るくなり毛先は金色に染める場合など)


か行         

カラーシャンプー
カラーシャンプーとは、ヘアカラーと同じように髪を染めることのできる薬剤が配合されているシャンプー。ヘアカラーの持ちをよくするためにホームケアとして使用することが一般的だが、美容室ではブリーチをした後の髪に優しく色を入れるために使用することもある。例)ムラサキシャンプー・シルバーシャンプー

切りっぱなしボブ
切りっぱなしボブとは、カットラインがパッと切りそろえられたままの、切りっぱなしのボブのこと。あえて軽くしたりぼかしたりせずに重たいラインに見せることがポイント。ふんわり外巻きにしたりウェーブをつけると、重たいラインだからこそナチュラルでオシャレな雰囲気に仕上がる。

暗髪(暗髪カラー)
暗髪カラーとは、地毛の黒髪のように暗めに染めたヘアカラーのこと。約7レベル以下に見えるようなヘアカラーが暗髪カラーと呼ばれる。7レベルとは、室内でほんのり染まっているのがわかる程度の、極力地毛に近い暗さ。もともと自毛が黒髪の日本人には、どんなタイプの人にも似あうカラーでよく馴染むことも人気の1つ。

グラデーションカラー
髪の根元から毛先に向かって自然に色味を変えていくカラーリング。薬剤の配合・放置(塗布後時間を置くこと)時間を変えることで、徐々に色のトーンを変えていく。以前海外セレブの中で流行り、それが広まっていったことにより今では多くの人が取り入れている。髪の根元はナチュラルな、地毛の色に近い色を残し、徐々に毛先の方は明るい色にすることが多いため、根本が伸びてきても気になりにくいスタイル。そのため何度も染め直さなくてよいので髪を傷めにくく、手間もかからないことも利点。

グレージュ
「グレー」と「ベージュ」の中間色を指す色のことで、2012年頃から流行し始め、定番カラーとなっている。色の印象は外国人風の自然なくすみを表現しながらも、アッシュ感が出すぎず、ベージュのあたたかみも出る色合い。

コールドパーマ
パーマの一つで、最も一般的なパーマ。薬剤を塗布した髪をロッドで巻くことでくせ付けを行うパーマのこと。薬剤だけでなく、熱も加えるパーマは「ホットパーマ」となる。

コスメパーマ
髪と地肌に低刺激な成分を使用した、化粧品登録のパーマ液。パーマとカラーを同時にできることが多く、柔らかい質感が特徴。しかし、成分が優しい分パーマの効果もやや弱いというデメリットもある。

さ行         

酸性カラー
ブリーチせずに髪の表面に色素を入れるカラー剤のことで、いわゆるヘアマニキュアを指すことが多い。アルカリによって髪のキューティクルを開かせ、色素を入れるアルカリ性カラー剤とは違い、髪の表面に色をつけてコーティングするため、内部まで入らないことによりダメージは低く抑えられる。その分発色や色持ちはアルカリ性カラーよりも弱いことが多い。

システムプロフェッショナル
WELLAから発売されているトリートメントシリーズ。同社のヘアケアの中でも最上級とされており、8種類のライン、3000万通りの組み合わせから、一人ひとりの髪の個性に合わせるパーソナライズなヘアケアシリーズです。このシリーズは限られた店舗でのみの取扱いとなっており、例えば千葉県においては数店舗程度しかありません。

シャドールーツ
ハイトーンカラーにあえて根元暗く染めるカラーリングの手法の1つです。明るく染めた髪の根元を中心に自然な陰影がつくので、カラーリングだけで立体感を出すことができるうえ、根元が伸びてきても、色の移り変わりが自然なので、そこまで違和感を感じることのないスタイルです。表目に明るい色を入れていくバレイヤージュとの大きな違いは、シャドールーツの場合、髪全体を明るくした状態から根元に暗い色を入れていく点となります。

縮毛矯正
髪のクセをヘアアイロンの熱と薬剤を使用して真っ直ぐに伸ばす技法。熱を加えない「ストレートパーマ」よりも強力であることが多く、頑固なクセも真っ直ぐなストレートヘアにできる。髪の内部を薬剤と熱の力で変性させて真っ直ぐにするため、やり方によってはパキッと分け目が目立ってしまったり、不自然な直毛になるといったことや、強力であるがゆえにダメージも出やすいため、注意が必要

スキャルプケア
頭皮ケアのこと。頭皮の洗浄に焦点をあてたメニュー。通常のシャンプーでは落とし切れない汚れまでしっかり取り除き、頭皮のもみほぐしを同時に行うことで血行促進して頭皮を健やかな状態に導くことを目的としたものが多い。

ストレートパーマ
薬剤を使用して髪のくせを真っ直ぐにするパーマ。熱を加えない分縮毛矯正よりもダメージは軽いことが多いが、強いダメージがある場合やくせが強すぎる場合はストレートパーマのみでは真っ直ぐにならないこともある。また、縮毛矯正のようにパキッと直毛になることが少ないため、ストレートパーマで真っ直ぐになる程度のくせ毛であればストレートパーマをかけた方が仕上がりは自然になることが多い。

スパイラルパーマ
ロッドで巻くときに、髪をずらしながら巻きこんでコイル状にかけていくパーマ。毛先と根元が重ならず、均等な大きさのらせん状のカールをつけていき、巻くロッドの大きさによって、外国人風のキュートな雰囲気や細かいスパイラルをかけるとワイルドな印象になるなど、様々なニュアンスを引き出すことができる。

た行         

ダウンパーマ
縮毛矯正の技術を応用してボリュームを抑えるようにかける部分パーマのことです。サイドや襟足、後頭部などのボリュームをパーマにより抑えることで、生え癖による膨らみや硬毛や直毛特有の“根元が浮いてしまうといったお悩みを解消することができます。

ダブルカラー
ブリーチ剤で髪をトーンアップ(脱色)してからカラーを入れること。希望のカラーによっては2度、3度のブリーチが必要になることもあるため、ダメージ抑制のためトリートメントなどを組み合わせると効果的です。日本人の髪は赤みが強いため、寒色系の色を入れたい場合は特にこのダブルカラーが必須となることが多いです。

タンバルモリ
韓国風ヘアの1つで、韓国語で「おかっぱ」を意味するスタイルです。ただしいわゆるおかっぱではなく、基本はボブヘアと同じですが、その中でもボリュームが多く、ふんわりとしたAラインになるものが「タンバルモリ」として人気です。

ツイストパーマ
ツイストパーマとはピンパーマの1つで、「ツイスト=ねじる」という意味通り、ロッドではなく自分の指に毛束をねじりながら巻きつけ、根元でヘアピンを使って固定します。これによってゆるく、自然な印象のパーマとなります。ツイストパーマをかけるにはある一定の長さが必要となり、最低5センチ程は必要と言われています。手でねじるので、スタイリングもしやすく動きの出しやすいスタイルとなります。

低温ストレート
髪自体の温度を上げずにかけるストレートパーマ(縮毛矯正)のこと。特殊なアイロンを使用し、髪の温度を40度代の低温で仕上げるため、髪のたんぱく質が硬化する熱変性がなく高温による熱のダメージがほとんどありません。本来の髪の柔らかさを保ちながら、ツヤ感とサラサラヘアを実現させます。

デジタルパーマ
「形状記憶パーマ」と呼ばれることもある。熱を出すロッドに髪を巻き込んでかけるホットパーマの1つで、パーマ(カール)の持続力や再現性が高い。しかし、仕上がりはやや硬めに仕上がるため、自然なスタイリングを楽しみたい方や、ストレートヘアも楽しみたい方には不向き。また、熱を使用するため、ひどいダメージがある場合などはおススメされないこともあります。


な行         

波ウェーブ
ヘアアレンジの1つで、ストレートアイロンを使用し、毛束を挟んで内側に半回転させて凸状のくせを付け、次に毛先側に滑らせて凹状のくせを付ける工程を繰り返すことで、波のような形状のウェーブを作ることを言います。波ウェーブのみでのスタイリングもこなれた感じがでますが、波ウェーブをしたうえから編み込みやアップなどを加えることでゆるく崩したようなスタイルができ、土台もくせ付けにより安定しているため崩れにくいというメリットがあります。

は行         

ハイライト
コームで細い毛束を取り、そこにブリーチ剤やカラー剤でベースカラーよりも明るい色を入れる手法のこと。染め分けるためにアルミホイル等を使用することがある。ハイライトとは逆にベースカラーよりも暗い色を入れることを「ローライト」といい、ハイライトとローライトを配置して立体的に見せることもできます。髪に2つ以上の色を存在させることで奥行きが出て、立体感、軽さ、躍動感のあるスタイルになります。また、一色でのカラーよりもマイルドな仕上がりになるので、オフィスでも派手になりすぎない自然なカラーを作ることが可能となります。

バレイヤージュ
バレイヤージュとはフランス語で「ほうきで掃く」という意味。そこから、ハケを使用して髪の一部にほうきで掃くようにカラー剤を塗っていく手法を「バレイヤージュ」と呼ぶようになっています。表面に明るい色を入れることで、髪に立体感と透明感が生まれ、ハイライトのように、また毛先に向かって明るくなるため、出来上がりがグラデーションのようになるのも特徴です。ハイライトとグラデーションのいいとこどりのようなスタイルです。根元からカラー剤を入れないため、伸びた際の生え際が目立ちにくく、美容室に頻繁に来れない方などにおススメです。


ピンパーマ
ロッドを使わず、コットンやペーパー、指を使ってカールを作りピンで固定してかけるパーのことを言います。短い髪にもかけることが可能で、細かくナチュラルな雰囲気を出せます。

ブリーチ
ブリーチとは髪の毛の色素を抜くこと言い、内部のメラニン色素を分解して色を抜きトーンアップさせます。刺激の強い薬剤を用いるため、髪や地肌にかかる負担は大きくダメージが出やすくなります。放置する時間や回数により色のメイドを調節し、ワンカラーでは表現しづらい色も表現できるようになります。

ヘアマニュキュア
ヘアマニキュアは毛髪内部まで浸透せず、髪の表面で薬剤が反応して色素を定着させるカラー剤となります。爪のマニキュアをイメージするとわかりやすく、髪の表面をコーティングして染めています。そのため、毛髪内部のメラニン色素を壊さないので髪をダメージさせにくいが、髪自体を明るくする力は弱いです。髪色を明るくしている方や年配の方の白髪などはたいていのカラーが綺麗に染まります。しかし持ちは比較的短く2~3週間なので、長く同じカラーを楽しみたい方には向きませんが、髪へのダメージがほとんどないので気軽に染め直すことはできます。

ボディパーマ
毛先にカールを作る通常のパーマとは違い、太いロッドで根本を立ち上げてくせづけをするパーマスタイルのことを言います。頭頂部にふんわりとボリュームを出せるのが特徴のため、ロングヘアだと重力で下がってしまい、ショートヘアに比べると効果を実感しにくので、ロングヘアの方は美容師への相談をおススメします。

ま行         

マッシュボブ
いわゆる「マッシュルームカット」とかつて呼ばれていたような、ころんとした印象の短めのボブのことを言います。マッシュボブは毛先のみに丸みを持たせた王道のスタイル以外にも、全体に短くまとめてストレートで仕上げることによって、大人でモードなスタイルにできたり、くせ毛っぽく根元からパーマをかけてエアリーな外国人風にできるなど、スタイリング次第で様々なスタイルになります。

メッシュ
髪の一部分にベースカラーとは違う色を入れるカラー手法の1つ。コームの先で毛束を取る細かなハイライトよりは太い毛束に染めることが多く、デザインのアクセントとして用いらています。最近では「ポイントカラー」「アクセサリーカラー」とも言われています。

や行         

ヨシンモリ
ヨシンモリとは、韓国発のヘアスタイルの1つで、女神という意味の(ヨシン)と、髪型という意味の(モリ)が合わさった造語です。内巻きや外巻きでなく、大きく揃ったウェーブが特徴のヘアスタイルで、「女神のように美しいシルエットのヘアスタイル」ということで「ヨシンモリ」と呼ばれるようになりました。基本的にはミディアムからロングヘアの長さが必要で、ウェーブスタイルになるようにパーマをかける方法もあるが、ヘアアイロンでふんわりとスタイリングすることがほとんどです。

ら行         

リタッチ
カラーや白髪染めなどを行った後に髪が伸び、毛先と根元の色が変わってきた際に、根元部分を染め直して毛先と同じ色や明るさに揃えることとリタッチといいます。リタッチはもともと染めている部分の色とほとんど同じ色になるようにしなければならないので、比較的失敗が多く難しい手法でもあります。失敗を防ぐためにも、できれば同じ美容師へ依頼するか、新たな美容師へお願いする場合はしっかりと前回のカラーを説明できるといいです。

レイヤー/レイヤーカット
「レイヤー」とは、英語で「層」「階層」という意味の言葉です。「レイヤーカット」とは、髪の上の部分を短く、下の方が長くなるように段差をつけたカットの手法で、高い位置に入れると髪全体に動きを出し、低い位置に入れると落ち着いた雰囲気になるなど、断層が独特のニュアンスを表現できるスタイルとなります。髪の上部からカットして大き目の段差をつけるのが、「ハイレイヤー」で、逆に、毛先部分に段差を設けるタイプは「ローレイヤー」と呼ばれます。

ロブ
髪型の一つで、「ロング」と「ボブ」を掛け合わせたようなスタイルを指します。ボブよりも長く、ロングよりも短い髪型で、内巻きや外ハネなどの特徴はボブと共通しており、長さがあることからアレンジ方法も豊富で、ナチュラルな雰囲気を作ることができます。

わ行         

ワンレングス
ヘアスタイルの一つで、見た目に段差を感じさせず、髪表面の毛先が全て同じ長さに見える髪型のことを指します。「ワンレン」と略されることもあります。かつて80年代にワンレン、ボディコン、太眉といったファッションが流行しました。当時のスタイルから様々なアレンジを経ながらスタンダードなヘアスタイルの1つとなっています。